上下ヘッドセット内径を44mmで設定し、可能な限りスリムなデザインでまとめ上げたオリジナルヘッドチューブ。ストレスが掛かる上下端をヘッドセット外径と合わせて肉厚化するなど、強度バランスも考慮してCNC加工されました。 ロアーヘッドセットに1.5”エクスターナルヘッドセットに換装することで、テーパーコラムのフロントサスペンションフォークを組み込むことが可能になっています。マディフォックス独自のフロントサスペンション対応設計とともに、MFBの可能性を大きく拡げています。

メインコンポーネントは、SHIMANO DEORE。滑らかで直感的なシフティングが可能なDyna-Sys駆動システムを取り入れ、フロントに27.5”ホイールMTB用コンパクトトリプル40-30-22T、リヤにワイドレンジ10段11-36Tを採用しました。ハイドローリック（油圧）ディスクブレーキ、MTB用ハブもSHIMANOで統一。 ハンドルバー・ステムのコントロール系コンポーネントはRITCHEYでまとめられ、高いコントロール性に貢献しています。

マディフォックスの｢日本人と日本の地形を考えたMTB｣設計思想の一つの回答は、日本の山路、杣道で自転車を操る愉しみを追求したリジッドプラットフォーム。狭いテクニカルなフィールドでは、立ったヘッドアングルが有利であることを見出し、これはバイクトライアル的なモデル、マルチトレールへ継承されました。また、オンロードでの高速安定性を考慮した深いBBドロップは、同時に足つき性のメリットももたらします。全長が長いサスペンションフォーク換装の互換性も有し、フロントサスペンションを装備した際に、クロスカントリーMTBとしても理想的なジオメトリーを提供します。マディフォックスのリジッド哲学を継承した27.5”/650Bホイール装備のMFB。マディフォックスらしいデザインを受け継ぎながらも進化を続け、少し伸ばされたフォークブレードは、100mmトラベルサスペンションフォークとの互換性を考慮。タイヤクリアランスも拡大しています。

独創的なダブルウォール断面構造とスリーブジョイントでMTBリムに求められる強度と精度を確立した27.5"(650B)サイズリム。少し幅広のクロチェットデザインで、ワイド化するタイヤに対応しています。

往年のマディフォックスにてオプション展開していたショルダーパッドのデザインを復刻。耐久性を考慮し、巻付け部分にはコーデュラナイロンを採用。日本の自転車カジュアルブランド「rin project」様による日本製です。
各￥3,600（税抜）
詳しくは下記をご参照下さい。
http://araya-rinkai.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/mf-shoulderpad.jpg