これからできる、小さな旅

1967年、当時では希少で入手困難であった欧州部品を積極的に採用し、要であるフレーム・キャリアは内製化。徹底的にキャンピング自転車の理想を追求したのがスワロー・キャンピング（SC）でした。結果的に当時の大卒初任給の三倍の価格になってしまいましたが、スポーツ車にも「二台にまさるこの一台」というツバメ自転車のコンセプトを貫いたものでした。

ランドナーはフランスで発祥し、長い年月をかけて日本独自の旅のための自転車として発展してきました。スワロー・ランドナーは、SCの血統を引き継ぎ、熟成した日本ブランドコンポを積極的に取り入れ、ツーリング車としての機能と美しさを凝縮した自転車です。

遠い昔に体験した、あるいは夢見た遠乗りまではできなくとも、ランドナーでの週末の小旅行を愉しんでみてはいかがでしょうか。